【日本沿岸のサメ】ドチザメは危ない?鮫が怖くて海水浴に不安がある人へ

元ダイビングインストラクターのハナコ(@hanako_8787)です!

茨城の海水浴場にドチザメが現れたニュースを見て、不安に思われた方も多いと思います。

鮫が出た!って聞くだけでなんだか怖いし大丈夫かな?って思いますよね。

でも実はそうとばかりも言えないもので、すべてが注意しなければいけないものではないのです。

何が怖いって、「よく分からないから怖い」というのも大きいと思うので、鮫について詳しく書きます!

サメって全部危ないの?

そんなことはありません。と言い切りたい所ですが、一概に危ないとも、危なくないとも言えません。

なぜならサメは、実は臆病で賢い生き物なので、自分より大きい物は怖いから襲わないのです。

人間は大人だと150㎝以上の方が多いかと思いますが、人間より大きい水中の生き物はかなり種類が限られ、小さい物の方がよっぽど多いです。

なので、ダイビングでサメの事故例はほぼ無く、むしろ大きくてカッコいいので、一度は見てみたい人気の生物です。

しかし、全てのサメが安全で、何をやっても大丈夫!というわけではありません。

注意するべきサメの種類

全世界にいるサメは約500種、日本近海にいるサメは約100種と言われ、そのうち危険なサメと認められているのは6種だけ。
世界的に危険な種類とされるサメの割合は全体の1.2%、日本で考えても6%なので、9割以上のサメが危ない物ではないとされています。

危険だと言われている6種類はこちら↓

・ホオジロザメ

映画・ジョーズで有名な大型の危険なサメ。海外では「グレートホワイトシャーク」と呼ばれ、成長した場合の体調は4~6m。体長的に浅瀬で出会うことは難しいかと思われます。

・メジロザメ

情報によってはこちらがジョーズという説もある大型のサメ。ホオジロサメよりは小さく、成長したもので体長3~4mと言われています。淡水にも住み着き、アマゾンの上流などでも発見されているようです。

・アオザメ

サメ界・最速のスピードスター、成長したばあいの体長は約3m。日本にも広く分布しているが、外洋性のため事故例などはほとんど耳にしない。

・ヨゴレ

「汚れザメ」とも言われ、なぜこんな名前になってしまったのかは謎。体長は3m未満、これまでのサメより小柄ですが、何でも食べるのでこいつが一番キケン!とも言われているようです。外洋性で良かった。

・イタチザメ

海外では「タイガーシャーク」と呼ばれ、体長は2~3m。群れで行動し浅瀬にも分布していること、温かい海を好み、好奇心が旺盛なことから、これまでの中で、一番遭遇率が高そうなので、注意が必要です。

・シュモクザメ

海外では「ハンマーヘッドシャーク」と言われ、ハンマーのような形の頭部が印象的、体長は2~3m。群れで活動し、沖縄では与那国島、伊豆では神子元で目撃例が多く、人気のダイビングスポットになっています。わたしが水中で始めてみたのはガラパゴス諸島に潜った時ですが、めっちゃ格好良かったです!

 

ここに挙げられたサメ以外は、比較的おとなしく、何か理由がない限り人を襲うことはありません。ドチザメもその中の1種ですし、ジンベエザメのようにプランクトン食というサメもいます。

じゃあ、襲われないためにどうしたらいいのか、襲われた場合はどうしたら良いのかを知るために、サメの習性についてお話します。

 

サメの習性と弱点

大きいサメは浅瀬にいないし、小さいサメは襲ってこない!じゃあ危険ではないとされる小さなサメには何をしても良いかと言うと、もちろんそんなことはありません。

注意は絶っっっ対に必要です!

なぜかというと、こちらから危害を加えれば、サメも自己防衛のために戦おうとします。

サメが戦いたいと思っているわけでは無く、危険を感じ守るために噛むということもあるので、うっかり踏んでしまった…とかには注意が必要です。

わたしの知人にちょっかいを出しに行って、小さなサメに手を噛まれた人がいます。普通に動物に噛まれるのと同じ感覚なのか、「めっちゃ痛い」と言いながら、手も指もちゃんとあるし元気そうでした。

・サメの習性

  • サメは夜行性です。夕暮れ~早朝にかけてが一番活動的なので注意。
  • サメは血の匂いに敏感です。人間以外の生物を含め、血が出ている状態で海に入らない、近づかないようにしましょう。※尿にも反応することがあるそうです。
  • サメは臆病です。誰かと共に行動しましょう。人間(大きい・怖い)+人間(大きい・怖い)=めちゃ怖い
  • 好物の動きに反応します。「サーファーがアザラシと勘違い」はよく聞きますが、光の反射にも反応します。魚の鱗などと勘違いするようです。
  • 住処を決めて定住します。同じ場所にいることが多いので、目撃例があった場所は避けた方が安心です。

・サメの弱点

もしサメが襲ってくることがあれば、弱点を突きながら戦いましょう。

ヤツらの弱点は「鼻」だそうで、マリンレジャーのテキストにも、救命士の資料などにも、「襲われそうになったら、サメの鼻にパンチしろ!」と書かれています。

普通に無理だろ( ^ω^)・・・

とか思ってしまうんですが、鼻はサメにとって匂いや電磁波など様々な情報をキャッチする超敏感センサーのようで、なで続けると全身がマヒしてしまうほどだそうです。

大型ザメの鼻を弄ぶツワモノ↓

 
いろいろ書きましたが、正直な話、浅瀬にいる毒を持った生物(ウニや貝、カサゴなどの魚、クラゲなど)の方がよっぽど遭遇率は高いと思います。

あと、サメに限らず海の生き物は、貝や甲殻類など硬いものをバリバリ食べられてしまう強靭なアゴを持っているものも多いので、小さくても噛まれたら痛いです。

どんな生き物にも下手に構うのはリスクが伴うので注意しましょう。

 

それでも怖い…けど、海行きたい!という方へ

これまでの話しから、危ないサメが少ないこと、日中に遭遇する可能性が低いことなどが伝わったかと思います。

それでも不安…という方は、ハワイなど海外でサーファーに人気のサメ除けグッズはいかがでしょうか?

なんと近くにいるサメが嫌がる磁気を出すようで、サメの方から進路を変え、遠くのサメには影響を与えないという優れもので、水中に浸けていなくても効果があるらしく、これならボート上でも活躍しそう!



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